房総の海で脳内DIVE in勝山🌊

アオチビキ
こんばんは、HAMAです😄

TOPの写真は以前に房総半島のダイビングポイント勝山の海で出会ったアオチビキという魚です🐟

あまり聞き慣れない名前ですよね
成長すると80㎝近くになる大魚なので、スキューバで出会う魚というよりは南海での釣魚としてのイメージの方が強い魚です
なので、こっちの海での遭遇は結構レアです

意外に思う方もいらっしゃるかとは思いますが、内房・勝山の海中世界って実はレアモノ遭遇率がとっても高い海なんですよ

どこからがレアかっていうのが数値化されるものじゃないので難しいですが、例えば・・・
ホシカイワリ (2) ボウズハギ
ホシカイワリ、ボウズハギ🐟
この辺も他の回に遭遇する事が全然ないし、色んなポイントの誰かの報告でも余り出て来ないのでかなりレアなものだと思います✋

という訳で、諸々の情勢を鑑み、今日は千葉県内の海から脳内ダイブしてみようと思います✋
では、脳内勝山DIVE🌊
いざ、エントリー👎



ここで潜った事のある方なら御存知の通り、勝山と言えば・・・
勝山サンゴ 勝山サンゴ (5)
勝山サンゴ (2) 勝山サンゴ (6)
勝山サンゴ (7) 勝山サンゴ (4)
色とりどりの様々な珊瑚が繁茂する中でのコーラルDIVE

ですが・・・
冒頭にもあるように、他では余り見掛けないものとの遭遇がここの海ではとても多く、興趣深さに駆られワクワクしちゃう場面が潜っていると多々あります

クラカケトラギス (3) シマイサキ
クラカケトラギス、シマイサキ🐟

この辺はレアモノっていう括りのものではないですが、他のポイントではそんなに見ないですよね
なのに勝山ではしょっちゅう見掛けます✋

タイマイ (2) ツバクロエイ (3)
南方系のウミガメであるタイマイ🐢
砂地を飛んでいるとちょくちょく目に入るツバクロエイ🐟

何だかんだで型のあるレアモノはやっぱり無条件に嬉しいですよね😁

東京海底谷というドン深がすぐ近くにある海なので、
キヘリキンチャクダイ (3) スミレナガハナダイ♀ (12)
キヘリキンチャクダイ若魚、スミレナガハナダイ♀成魚🐟
等の深場ならではの遭遇も楽しめます🎵

元々はレアモノじゃないものも、
スジハナダイ♂ (3) ニシキフウライウオ (10)
数年間ダイコクに居座り続けた赤線が二本あるスジハナダイ🐟
他では余り見ないカラーバリエーション、ニシキフウライウオのホワイト個体🐟
等、色彩変異で楽しめたものもいましたね

死滅回遊魚でも、
ナンヨウハギ幼 (3) オニハタタテダイ
ナンヨウハギ、オニハタタテダイ等の定番じゃない死滅にも遭遇出来ました🐟

カスミオイランヨウジ ヒメイソギンチャクエビ (2)
オイランヨウジとは尾っぽが違うカスミオイランヨウジ🐟
イソギンチャクエビとは尾っぽが違うヒメイソギンチャクエビ🦐
等、そっくりさんと微妙に違うシリーズを楽しむのも興趣深いですね✨

勝山で有名と言えば、TVショーで紹介された事で一躍周知のものとなった・・・
ムギワラエビ オルトマンワラエビ (3)
ムギワラエビ🦐
比較の為に、間違われ易い普通種オルトマンワラエビを右に載せてみました🦐

オルトマンの脚の関節部の模様は黒褐色・白・黒褐色の3トーンなので、ここが赤・白の2トーンだとムギワラです🔎
体色もムギワラは黄味がかっているので、褐色のオルトマンとは見慣れてしまえば迷う事はありません✋

甲殻類で言えば、
クダヤギクモエビ (3) テヅルモヅルエビ (2)
ニクイロクダヤギを覗けばクダヤギクモエビ🦐
テヅルモヅルを覗けばテヅルモヅルエビ🦐
この辺の擬態に長けた定番人気エビ達も、何でだか勝山では結構いつでもいるような感じで、ホストを見付けて覗き込むとかなりの確率で付いています✋

ホストと言えば、
スミレコボレバケボリ シロオビコダマウサギ
スミレコボレバケボリ、シロオビコダマウサギ等、美しい貝ウミウサギの仲間達も豊富です🐚

ハナガサクラゲ ツノモエビの一種
カラフルで美しいハナガサクラゲ
覗き込むとツノモエビ属の一種🦐

オオウミシダ オオウミシダトウマキクリムシ (5)
勝山にはやたらと多いオオウミシダ🌟
覗き込むとオオウミシダトウマキクリムシ🐚
等々、美しき寄生生物達との遭遇頻度がやたらと高いのも勝山海中世界の特徴ですね

そう言えば、ちょっと前の勝山ツアーで、
アカオニガゼ
こっちではレアウニのアカオニガゼと遭遇しました

コイツもレアモノ遭遇チャンスを運んでくれるウニで、友達のインストラクターはコレの棘の隙間に発光器を持つテンジクダイであるヒカリイシモチが付いているのを見付けたそうです
伊豆の方では超レア魚センネンダイの幼魚が付いているアカオニガゼを見掛けたなんて話も最近聞きました

まぁ、うちらが出会ったコイツには残念ながら何も付いていませんでしたが、そういう大当たり話を聞くと、次に出会うアカオニガゼを覗き込むのが楽しみでワクワクしてきますね😆

房総半島の海中世界と言うと、潜った事のない人達の中には、銀色や茶色の食用魚しかいない海っていうイメージを持つ方がとっても多いですよね
ですが、東京海底谷を擁する深海湾に面した勝山の海を実際に潜るとそのイメージがガラッと変わっちゃいます

今回の脳内DIVEはちょっと趣向を変え、勝山というポイント縛りで珊瑚とレアモノの海を楽しんでみました🌊

それでは本日の脳内DIVE、この辺でイグジット👍

~HAMA~
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