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2012リュウグウノツカイ
こんばんは、HAMAです😄

『駿河湾』🌊
言わずと知れた日本で一番深い湾で、深海魚漁、深海魚研究のメッカでもあります

スキューバの世界においてもこの湾は❝深海魚と遭遇し得る海❞として日本中にその名を馳せています🌊

TOP写真はその駿河湾に面したダイビングポイント西伊豆・大瀬崎で遭遇したものです📷

2012リュウグウノツカイ (2) 2012リュウグウノツカイ (5)
リュウグウノツカイ🐟
ダイバーでなくとも一度はその名を耳にした事があるであろう超有名なあの深海魚です

遭遇に憧れるダイバーはとても多いです
ですが・・・
年がら年中いつ潜っても容易く出会える、といった類のものでは流石にありません😅

という訳で・・・
本日の脳内DIVEは駿河湾・大瀬崎での『深海魚』との遭遇プロセスを、とある初冬の一日を舞台に見ていきたいと思います✋

では、早速エントリー👎



2012クラゲ群 (2) 2012クラゲ群
エントリーした途端目に入る大量のクラゲ群
先ずはこれが必須条件となります

この日の風はナライ(北東の風)
午前中は東っけが強く、午後になる程北っけになっていく、そういう風が柔らかく吹くよく晴れた一日でした
因みに、前浜の沖出しは60度です(中央~右側)✋

2012クラゲ群昼 2012クラゲ群昼 (2)
パッと見から目に入る大量のクシクラゲ類のみならず、その間の何もいないように見える青い所にも意識して見ると小さなスケルトンクラゲがイッパイ

視界を埋め尽くすクラゲ、クラゲ、クラゲ
正にそういった状態です

こうなって初めて、深海魚遭遇のチャンス到来となります😆
なので、浮遊系ダイブのSTARTはここからです👊
(因みにこの日も、エントリーしてこういう状態でなければ通常のダイビングに切り替える心積もりでした✋)

プランクトン群を見ながら潮目を辿るようにして、表層近くを流していきます🌊

すると・・・
次から次に遭遇する目を引く程に美しい様々なクラゲ達
2012オビクラゲ 2012ベニクラゲモドキ
2012エボシクラゲ 2012ツヅミクラゲ
2012ウリクラゲ 2012クラゲ
2012クラゲ (3) 2012クラゲ_アジ科
形状、色彩共にとりどりで、まるでクラゲギャラリー✨
これを楽しんでいるだけで時の流れを忘れちゃいます

ここで普段は見掛けない深海性、外洋性のクラゲがあちこちで目に入り始めれば、良い潮が来ているサイン

そうなるともう後は・・・
広い視野と集中力と根気、この三本立てです😁💦

羽をパタパタさせる貝として有名なクリオネ(ハダカカメガイ)っていますよね
あの仲間の浮遊貝達がこの日は特に目に付きました
2012クリイロカメガイ (2) 2012ヤジリカンテンカメガイ
2012マサコカメガイ 2012ウキビシガイ
クリイロカメガイ、ヤジリカンテンカメガイ、マサコカメガイ、ウキビシガイ🐚
必死でパタパタを繰り返し浮遊する姿、とっても愛らしかったですね✨

2012タンソクタルマワシ 2012タルマワシ (2)
先だってのライトトラップ特集の際に紹介したタルマワシもこの日は多かったですね🏮

2012タルマワシ育児2 2012タルマワシ育児(3)
樽の中で子育て中の個体にも幾つも出会えましたよ😁
(樽の内面に輪っか状に張り付いた粒々、卵のように見えますがこれ、全部超チビの幼体達です✋)

2012ハリセンボン科 2012ミズウオ骸
普段は余り見掛けない種類の幼魚に色々と出会えたり(写真はハリセンボン科の幼魚🐟)、
深海魚クロタチカマスの亡骸があちこちで転がっていたり
こういう日の海中世界は普段見るそれとは全く様子が違っていて、たとえ深海魚との遭遇は叶わずともそれだけで十分十二分にワクワクしまくれます😆🎶

そんなこんなで泳いでいたら視界に入り込む、
2012リュウグウノツカイ (3) 2012リュウグウノツカイ昼 (2)
細長くってひらひらした物体

見慣れないとそれが魚である事にすらパッと見じゃ気付かない

多分誰もが頭で想像していたのとは違う

・・・っていう感じでの遭遇に大概の場合はなるので、最初は皆驚きますが、
よくよく見ると、
2012リュウグウノツカイ昼 2012リュウグウノツカイ (4)
待ちに待った遭遇
深海魚リュウグウノツカイです😆🎶


深海魚との遭遇は、遠巻きに見るのではなく、必ず目と目が合う距離まで近づいて楽しむようにしてくださいね✋
深海魚はやっぱり顔に深海感があるのが味わいの一つなんで、それを味わって初めて深海魚と遭遇出来た感が湧いてきますからね😉

駿河湾がホームグラウンドの一つにあるのは、首都圏ダイバーの特権の一つです
折角の特権を活かせるよう、いつかの遭遇に是非御期待下さいね😄

では本日はこの辺でイグジット👍

~HAMA~
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