アイキャッチ画像
ミギマキ_タカノハダイのハイブリッド

おはようございます、HAMAです😄

今日の脳内ダイブは一点絞り
ズバリ❝HYBRID❞です

では早速エントリー👎



皆さん、この魚を御存知でしょうか
タカノハダイ若
タカノハダイという名前で、潜っていると普段から結構よく見掛ける魚です🐟

①尾柄部(尾鰭の付け根)から尾鰭の全体に白斑が入る
②目を通るラインとおでこからのラインは交わらず、両方が胸鰭付け根位の高さの別の所でそれぞれに途切れる
③ボディのラインは背中から腹部の同じ高さにまで全て同様に伸びる

この三つの特徴を写真でちょっとチェックしてみて下さい

では、この魚はどうでしょう
ミギマキ幼 (2)
コイツはミギマキという魚です🐟

一見して同じ科の魚なんだろうなって分かる位にさっきのと似ていますが、よく見ると・・・

①尾鰭は上葉は白透明、下葉は黒一色という風に上下で色が違う
②目を通るラインとおでこからのラインが胸鰭の付け根で交わり、そこからお腹にまで一本で伸びてY字
③ボディに入るラインの内、背鰭から伸びる一本目のラインが体の真ん中辺りまでで短く途切れる

似た魚ではありますが、この三点においてこの二種は明らかに別モノですよね

では・・・
この二匹を足し算するとどうなると思います

タカノハダイ_ミギマキのハイブリッド
その答がコイツなんです😁

①尾鰭は上下で色が違う
・・・けど、上葉に白斑
②目を通るラインとおでこのラインが胸鰭の付け根で交わる
・・・けど、Y字にはならず、そこで終わってⅤ字
③ボディのラインの内、背鰭からの一本目のラインが体の真ん中辺りまでで途切れる
・・・かと思いきや、変な曲がり方をしてその前のラインと一緒になって腹部にまで伸びる

写真を見ながらこの三点を一個一個確認していると、何だかコイツとっても興趣深い奴だなって思えてきます😆✨

タカノハダイとミギマキ、双方の特徴を併せ持ったコイツ🐟
こういうのをカタカナだと『ハイブリッド』、漢字でだと『交雑種』なんていう風に呼びます

近似種同士でしか見られないこういう交雑個体はその出現自体も極マレな上に、成長過程で淘汰されずに生き残る確率も低いので、遭遇は相当LUCKYです😆🎵

このタカノハダイとミギマキのハイブリッド🐟
双方の特徴が分かり易く見て取れるという事もあって、実はハイブリッド界のスター選手⭐

HAMAも初遭遇に際しては、泳いでいて視界にコイツが入り込んだ瞬間、眼球がマスクから飛び出る位驚いて、テンションはいきなりMAX
何とか証拠写真を残そうと、くんずほぐれつ大ハシャギでした📷

このタカノハダイ科の魚、日本にいるのは基本的に三種(和名のあるもの)です✋

ユウダチタカノハ幼
残されたもう一種がこのユウダチタカノハ🐟
おでこからの二本のラインが近い距離で水平に並ぶのが特徴のタカノハダイ科の魚です🐟

なんですが・・・
実はこんな魚とも一度だけ遭遇しました

ユウダチタカノハ_タカノハダイのハイブリッド?
①タカノハダイとミギマキのハイブリッドもそうですが、交雑種にしばしば見られるのと同様のボディのラインの乱れ
②尾鰭にはないですが、尾柄部に少ないながらもユウダチタカノハにはない筈の白斑
③おでこからの二本のラインにセット感がなく、ボディ全体に均等な距離で並んでいるに近いラインの入り方

いかがです
ユウダチタカノハ側の特徴が濃いのでさっきのよりはちょっと分かりにくいですが、どう考えてもコイツ、ユウダチタカノハとタカノハダイのハイブリッドじゃありませんか

真偽の程はまだ定かではないのですが、いやぁ、アツ過ぎますね😆
自然交雑種との偶然の遭遇🐟
考え出すと、わくわくが止まりません😆

高々人間風情が好奇心を百用意しようが、千用意しようが、ぜ~んぜん追い付かない位、感動やビックリを無限に与えてくれる自然界🌎
そして、その中に飛び込んで思う存分はしゃげるスキューバダイビング🌊
やっぱり最高だぁ😆🎶

あぁ、興奮してエア切れ寸前💦

と言う訳で、本日これにてイグジット👍

~HAMA~
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