水中での姿勢をコントロールする☆インナーマッスルの働きをよくする方法を、ダイビングスクールらしからぬ角度から真剣に考えてみた。

体幹トレーニングのためだけにスケボーをやってます (9)

☑水中でバランスを崩しやすい方

☑しばらく体を動かしていない方

☑そろそろミドルエイジという方

インナーマッスルを、働きをよくするというアプローチ、してみませんか?

浮力によって重さがない状態を作れるダイビングにおいて、太くて強い筋肉を育てる必要は決して重要ではありません。

もちろん、重たいものを持って移動することもあるので、短時間そういった活動に耐えうるだけの筋力は必要ですが、陸上でのそういった動作は、バディの手を借りたり、ボートを使うなどして、負担を軽減することが可能です。

ただ、水中での姿勢の維持そのものは、ダイバー個々の努力が必要で、その姿勢の維持には、最近耳にすることが多くなった「インナーマッスル」が大きく関わっていると思います。

表面にある筋肉はアウターマッスルといい、手足の曲げ伸ばしなど、体を動かす時に使われる目で見える筋肉です。たくましい大胸筋や、腕を曲げたときのこんもりした力こぶなどが、それですね💪

マッチョなボディ、憧れます

それに対してインナーマッスルとは身体の奥にあり、その動きなどは目で見ることはできません。しかしその役割は重要で、体を動かす際にアウターマッスルとともに働いて、姿勢の維持したり、動作をサポートしたりします。

ダイビングに必要なのは、黒子ともいえる、このインナーマッスルです😎

縁の下の力持ちの動きをよくすること、育てることが、とても重要です。

さて、インナーマッスル働きをよくするというと、バランスボールバランスボードなど、インナーマッスルのトレーニングに役立つアイテムは身近に沢山ありますね✨

ただ、どうしても長続きしません💦

長続きしない最大の理由は・・・

「退屈」

「飽きる」


に尽きるでしょう。

ということは、そもそもこの「退屈」・「飽きる」を取り除くことが、重要になります。

退屈しないため、飽きたないためには、一つの方法にこだわらず、いくつかのトレーニング方法を“その日の気分”で使い分け、「退屈」・「飽きる」を取り除き、結果毎日インナーマッスルの働きをよくするトレーニングを行えるとよいな~と思います。

まさにこれは、

ダイビングのための陸トレというわけです。

以前同じくダイビングの陸トレとしてスラッグラインはどうだろうと、チャレンジしたことがあります↓↓↓

【ダイビング上達のために…スラックラインのラック自作(笑)】

しかしこれはうまくいきませんでしたwww
理由は、手軽さに欠けたこと。

あくまでも目的はダイビングスキルの向上なので、

手軽さはとても重要です。

今回それに、スケートボードを活用できないか?というテーマで臨んでみました。

ただし、スケートボードを使うと言っても、

飛びません・・・、

そもそもと滑りません(笑)

と言うか、外へ出ません😂

スケートボードを使ってお部屋の中でできる陸トレです✋

(撮影の都合上、今回は屋外です)

もちろん僕はスケートボードの専門家ではないので、あくまでもダイビングのためのトレーニングアイテムとしての活用です❣

使用するのは、トイザらスでも売っているミニクルーザー🛹スケボー的なサイズで言えば、22インチぐらいでしょうか?
体幹トレーニングのためだけにスケボーをやってます (6)

小さなお子さんがおもちゃとして楽しめる程度のものがベストです。値段は税込みで3,000円前後とリーズナブルです💰

下のスケートボードが33インチですから、比較するとこんなに小さい!!
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この板を使って、何をするのでしょう?

僕は、たった2つのトレーニングで、十分効果があるんじゃないかなって思います😆

①まずはこれ、重心をボードの上からずらさずに、ボードを前後する↓↓↓
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②そしてこれ、ボードの上に立ってバランスを取る↓↓↓
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たったこの2つだけ✨

簡単でしょ?お部屋の中でもできちゃいます❣
(むしろそのほうが手軽でオススメ)

慣れてくれば、スケートボードの上でスクワットや、ダンベル運動などを行います。

ポイントは、ボードの中心に重心を置くこと。

これがとても大切です。

「①」は股関節と足首のストレッチにもなり、フィンキックの際の可動域を広げる効果も期待できます。
(思いのほか、ぷるぷるきますwww)

このサイズのスケートボードはデッキ(足を乗せる板の部分)がプラスチック製のものが大半だと思うので、大人が乗ると良い感じでたわみます。その不安定感が逆に効果を高めると思います。

こういったトレーニングができる道具はいくらでもありますが、今回は「退屈」・「飽きる」を避けるための提案なので、すでにお持ちのバランストレーニング用の道具と合わせて、気分次第で使い分けてみるのが良いでしょう😋

大切なのは、

毎日楽しく行えること

苦痛にならないこと


筋肉を育てるのだはなく、インナーマッスルを刺激して、いつでも効果的に動ける状況を作ることが目的です。

もちろん純粋に滑ってみても良いですが、転んで怪我をしては身も蓋もない💦

僕も今回のテーマのために、いくつかスケートボードを購入して2ヶ月練習してみましたが・・・
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後ろにすっ転んで手首を重度の捻挫(全治2週間)、さらに右膝の古傷を痛めて現在も治療中💉いやいや、運動不足でポッコリお腹のオッサンにはリスク高かったわ😂
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お子さんがいらっしゃる方は、青空の下、親子で体幹トレーニングも良いかもしれません🌈
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ダイビングショップなのに、何の提案やねんっ😅と思われると思いますが、ダイビングプールでのスキルアッププログラム開催など、真剣にダイビングスキルの向上に取り組む過程の中で、一つの方法として大真面目に考えたことです✨

もっとダイビングを好きになってもらいたい❣

生涯の趣味として末永く続けていただきたい❣

それが僕たちの思いです

こんな提案をするダイビングショップはまず無いと思いますが、試しにやってみたいという方、JUMPEIがいる日にお店に遊びに来てくだされば、プールサイドの人工芝の上で(ここなら滑り出さない)、やり方をご紹介できます❣是非お気軽にご相談くださいね✨
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