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さて、本日ダイビングプールでは、ちびっ子スタッフのレスキューワークショップを開催しました

「万が一に備える」ことは、子供だって大人と一緒、大切

だから、知らないより知っていたほうが良いので、ちょっとだけ、経験してもらいますっ


でも、レスキューって何?必要なの?


時々、こんなお声をいただくことがあります

「たまに潜るだけだから・・・」

「別にそんなすごいところ行かないし・・・」

「初心者ポイントしか潜らないから・・・」

「そんなときのためにインストラクターがいるんでしょ?」

確かに、おっしゃる通りかもしれません

でも、「万が一の出来事」って、どうなんでしょうか?

初心者向きのポイントでは、起こらないのでしょうか?

インストラクターはいつも手を伸ばせは届くような位置に、いてくれているでしょうか?

海は・・・久しぶりの方や、初心者の方に、忖度してくれるでしょうか??


レスキューって何?必要なの?

そうですね、もし本音を言ってよいのなら、

「当然必要です」と、答えたいかもです


さて、ちびっ子ダイバー、レスキュートレーニングです❣
子供レスキューダイバーコース (6)

理性を失ったダイバーに、水面下からコンタクトを行っています↓↓↓
子供レスキューダイバーコース (7)

水中でトラブルに遭遇しているダイバーを落ち着かせ、回復させます↓↓↓
子供レスキューダイバーコース (9)

一般的に知られているシグナルやジェスチャーを使って、効果的な指示を出します↓↓↓
子供レスキューダイバーコース (10)

小学生の妹に事故者役として協力してもらいながら、共に学びの時間↓↓↓
子供レスキューダイバーコース (8)

せっかくなので、妹ちゃんも救助者役を体験してみます↓↓↓
子供レスキューダイバーコース (12)

子供だからって、あなどっちゃいけませんね💦

自分のできる範囲で、救助者として積極的に行動してます❣

うん、この意識が、大切なんです。

救助者としてのトレーニングはもちろんとして、

事故者としてのトレーニングも兼ねます。

???

なぜ、事故者として???

実は、効果的なレスキューを行うためには、

救助者と事故者が、協力しなければいけません✋

???

なんのこっちゃ?

といいますと、事故者に意識があってかろうじて理性が残っていれば、

そして事故者がかろうじて残している理性の中で、過去にトレーニングで身につけたセルフレスキューを実行に移してくれれば、救助者側の負担は大きく減ると思いませんか?

結果として、悲しい結末を回避する可能性が、高まると思いませんか?

もし理性がなく、もし意識がなくとも、そこにいたるまでの間に、必ずセルフレスキューを実行に移し僅かな時間でも救助者が到着するまでの時間を、自ら稼いでいてくれたはずです。

レスキューは、救助者と事故者が協力する必要がある、だからそのために、すべてのダイバーが「万が一の出来事」に備えて、救助者として、そして事故者としての、知識やスキルを身につける必要があるって、考えてます

ライセンス取得コースで学んだセルフレスキューもリフレッシュします❣

バックアップ空気源による呼吸と浮上、大切なスキルです↓↓↓
子供レスキューダイバーコース (16)

子供レスキューダイバーコース (17)

子供レスキューダイバーコース (18)

ちびっ子のシリンダーだって、いざという時には誰かにとって重要なエアー供給源になるんですからね

オーラルインフレーションによるBCDへの吸気↓↓↓
子供レスキューダイバーコース (13)

子供レスキューダイバーコース (14)

エマージェンシーウエイトドロップ↓↓↓
子供レスキューダイバーコース (15)
うん、オーラルは人によってはムズいから、水面でヤバい時にはサッサとウエイト捨てちゃいましょっ

その他、色々❣

不明者の捜索に必要なサーチパターンの知識も必要です↓↓↓
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バディによるサーチは、正確にナビゲーションを行うナビゲーター役と、不明者を探すサーチ役とで、役割を決めます。

サーチ役はナビゲーター役を視界に入れながら視野を広く取って不明者を捜索する必要があるため、一般的には経験が豊富で視野も広く泳力もあるダイバーがサーチ役にハマります✋

だから、経験が浅い人ほど、ナビゲーションテクニックは大切なんです

意識不明者を曳航し、エキジットする↓↓↓
子供レスキューダイバーコース (1)

子供レスキューダイバーコース (2)

※現在マウストゥマウスは、感染予防のためポケットマスクを装着してシュミレーションしますが、ワクチン接種済み&同じ環境で暮らしているのでこのような方法で行いました

そこに、より高度なスキルを持ったダイバーがいれば別ですが、そうではない場合は、彼らが行う必要があるかもしれません

子供だからって、やらせない、期待しない、では、やっぱしダメっ

ちなみに水面レスキュー、めっちゃ上手にできてましたよ

浜やボートの上にいるのなら、まず最初に考えなければいけないことは、「水に入らずに救助する方法」です✋
子供レスキューダイバーコース (3)

カッコよく飛び込んでも、自分が溺れたら、誰が事故者を救助できるんですか?

水に入らず救助は出来ないか?

浮力になるものは何かないか?

その他諸々、色んなレスキュースキルを経験してもらいましたよ

少し、顔つきかわったかな???(笑)

合間を縫って、フィンキックの練習や、
子供レスキューダイバーコース (19)

お手伝いで少し潜水作業も手伝ってもらいました
子供レスキューダイバーコース (4)

お疲れちゃん
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