
こんばんは、HAMAです😄
カニが重なり合っています📷
しかも二匹じゃなく三匹で💦
実に興趣深いシーンですが、これ、一体どういう光景だかお分かりですか❔
この直前の光景がコチラ


二匹で重なり合っていますね

こっちは皆さんの御想像通り❕
二匹のカニが交尾をしようとしているシーンです📷
では、TOPの写真は・・・
実は、ここに別の♂が寄ってきて矢庭にそれを妨害し出したっていうシーンなんです

この時偶然こういう事態にコイツらがなった、という訳では別になく、


ツノナガコブシガニというこのカニにはこういう習性がそもそも備わっていて、遭遇出来るとLUCKYというとても人気の高い生態シーンなんです✨
丸みのあるボディに長いハサミ脚という興趣深い見てくれで、このコブシガニというグループのカニ達はいずれも人気が高いのですが、そこにこういった生態シーンまで絡んでくると遭遇時のテンションは必然的に激UP🎵
夏の砂地での狙いシーンなので、皆さんもいつかの遭遇に御期待下さいね😉
人気グループのコブシガニの仲間には、


甲羅後ろ中央の棘が長いテナガコブシガニ🦀
甲羅両サイドの棘が長いナナトゲコブシガニ🦀


甲羅後ろ三本の棘が尖っていなくて先の丸いチョウチンコブシ🦀
小型で全身に顆粒が散りばめられたテナガエバリア🦀


くっきり紅白で愛らしいコンペイトウコブシガニ🦀
艶々ホワイトがとっても綺麗なウスヘリコブシガニ属の一種🦀


コブシガニらしくない角張りボディがそのまま名前になったロッカクコブシガニ🦀
軽石みたいなボディと額のとんがりがそのまま名前になったツノカルイシコブシガニ🦀
いずれもとっても興趣深い見てくれのコイツら

遭遇を期待するなら砂地ダイブ

当然、その遭遇率を更に上げようと思えば、甲殻類の御多分に漏れずやっぱりナイトダイビングです🌙
という訳で、本日の脳内ダイブはテーマ『甲殻類・カニ』で潜ってみたいと思います🌊
では、早速エントリー👎










水深数百メートルに棲む種ながら、海中世界が低水温になるとダイバーが潜る深度での遭遇率が突如としてグンと上がるカニと言えば・・・


このミズヒキガニです🦀
ちょん切ったガヤを後ろの脚で持って暮らすという興趣深い生態で知られたカニですが、実はガヤのみならず右写真のようにコケムシを持っていたりもします✋


冬になると大挙して深海から押し寄せるので、運が良いとかなりの数の群れと遭遇し得ます

上がって来る理由が産卵なので、当然右写真のような交尾シーンとも遭遇出来ます✨
この時季何しか数が多いので、

カニならではの脱皮シーンなんかもあちこちでちょくちょく見掛けます(中央が本体、右下の薄いのが脱皮殻)✨
常々書いている事ですが、普通種侮るなかれ!ですよ

数が多いという事はイコール生態シーンとの遭遇の宝庫って事なのですから✋
人気のカニと言えばヘンテコな見てくれが興趣深い、


コブカラッパ、マルコブカラッパ🦀
等のカラッパの仲間がいますが、

ナイトダイビングでは大好物の貝をムシャムシャ食べる捕食シーンなんかとも遭遇出来ます🍴
興趣深い生態を持つカニと言えば、


海藻を頭に張っ付けて暮らす姿が興趣深いコノハガニ(性的二形のカニでボディが四角だと♀、三角だと♂)🦀

コイツも春から初夏の頃に求愛交尾シーンを見る事が出来ます✋
同様に、


ツノガニ、ヨツハモドキなんかも体にあれこれ張っ付けて擬態して暮らす姿をよく見掛けますね🦀
擬態の達人と言えば、


アケウス、クビナガアケウス等のアケウスの仲間が有名ですね🦀
何かを付けるでなく砂地に擬態する奴らとしては、


アワツブアケウス、ソバガラガニ🦀


ヒシガニなんかがいます🦀
先程のミズヒキガニなんかは代表的なものですが、甲殻類遭遇に関しては、季節とかなり直結するものっていう点も興趣深いところですね✋
春の海の定番種としてはアシナガツノガニなんかもいますね🦀


アカイシガニモドキ、ベニイシガニ🦀


ケンガザミ、トガリマルガザミをはじめとしたワタリガニ科のカニ達も砂地ならではですよね🦀
今日の脳内DIVEは砂地、特にナイトダイビングで遭遇し易い種を中心に『甲殻類・カニ』をテーマにして潜ってみました🌊
それなりにサイズもあるので意識していると遭遇機会は結構あると思うので、皆さんも是非楽しんでみてくださいね😄
それでは、本日はこの辺でイグジット👍
~HAMA~