
こんにちは、HAMAです😄
海中世界が最も賑やかになる季節、それは晩秋から初冬に掛けての今の時季です

エントリーしたらイグジットまで泳ぎまくる

ただそれだけで息吐く間もない程に訪れる遭遇、また遭遇、正にパラダイスです🎵
普段脳内ダイブの中で見ているような興趣深い世界が、現実世界のものとして視界にバンバン飛び込んで来る✨
とある初冬のそんな海中世界を今日は脳内ダイブ実践編として御紹介したいと思います✋
舞台は駿河湾・大瀬崎🌊
では、早速エントリー👎










脳内ダイブと言えば、テーマ❕
という訳で、先ずはの筆頭テーマは折角なんでやっぱりコレ、『ハナダイ』です✋
岬の先端からエントリーすると、


綺麗なイトマンクロユリハゼが群れる浅場🐟
コガネスズメダイの成魚群が美しく列を成す斜面🐟
そんな光景を見下ろしながら沖へと出てゆきます

定めた狙いポイント辺りに辿り着いて一気に深度を落としていくと、そこに待っていたのは・・・

アサヒハナゴイの成魚群です🐟
背中に入るオレンジと白の太い縞々が印象的な魚ですが、ノーライトで視界に入って来る時には寧ろ頭の黄色がとってもよく目立ちます✨
そこから慎重に窒素をコントロールしながら深度を上げていくと、

ハナダイっぽくない細いボディと青み掛かった体色が特徴的なカワリハナダイ幼魚の登場です🐟
少し育って体色にオレンジが入り出したステージのものと何匹かで群れていました✨
そのカワリハナダイの塊の中には、

ホカケハナダイも混ざっていました🐟
中央上部当たりの小さくて細いボディの奴らがカワリ、その中央にいる腹鰭が丸みを帯びているのがホカケです✋
そこからまた少し深度を上げていくと、

アサヒハナゴイのそっくりさん、アカボシハナゴイの登場です🐟
背中の太い縞々は似ていますが最後の縞が尾柄部に向けて伸びていますね✋
体色も黄色ではなくピンク掛かっています✋


更に深度を上げたところにいたスミレナガハナダイはもうすっかり成魚のドでかサイズです🐟
フタイロハナゴイは岬の先端のあちこちにいましたが、後に潜った前浜でも目にしました🐟


カシワハナダイは幼魚も成魚もそこら中にいます🐟
♂相の出現頻度がまだちょっと少ないですが、それがもうちょっと上がればコイツも、こっちの海でレアハナダイ側ではなく普通種側のハナダイとして扱われるようになるんでしょうね✋
泳げば泳ぐ程遭遇が増える、と言えば前浜ダイブ🌊


大きなボラや南方種のササムロが群れるゴロタ際の光景を潜り抜け、上空から深場へと直行

目的地周辺に辿り着いたら息を潜めて、そーっとコンタクト



淡いブルーが美しいミホノハゴロモハゼ登場です🐟
英名のゴーストシュリンプゴビーというその名の通り、お腹と腹鰭の白が深い海の色の中ぼわっと浮かび上がる姿がとっても綺麗です✨
湾内右側でミホノハゴロモハゼに会った後は湾内左側の際を目指してただひたすら泳いでゆきます



泳げば泳ぐだけ定番種なら幾らでも視界に入る、コレって正しくこの季節ならではですね🐟


途中ヒメエダミドリイシの植樹エリアではメガネゴンベ、フタイロサンゴハゼ等の死滅回遊魚に遭遇🐟


左の際に辿り着くとゴロタと砂地の境にフタイロハナゴイがいて、そこからゴロタ上に上がると擬態の達人コワタクズガニ登場🦀
写真に撮るともう何処がどうカニか全く分かりませんね💦
ゴロタ上を使って右側に戻る最中には、よく見ると興趣深い模様の入った擬態エビのフシウデサンゴモエビに出会えました🦐
ワクワクさせてくれたサプライズ遭遇って事で言うと、


岬の先端ではクロヘリイトヒキベラ近似種の♂相、前浜では何となくオニカサゴではない気がするフサカサゴ科の何か、この辺ですかね🐟
締めはやっぱり・・・

ナイトダイビング🌙
クラゲうじゃうじゃはなし、風は西から、しかも満月・・・
というライトトラップでの深海魚期待は無い状況でのエントリーでしたが、


ベニクラゲモドキがかなりの数運ばれて来ていたので、その潮に何か乗っかっていないかなと期待していると、


駿河湾ならではと言える遭遇のサクラエビがたっぷりと楽しめました🦐
サルパの中をくり抜いて住処に暮らす人気種タルマワシも色んな種類のものと出会えました🎵


発光器を持つ浮遊生命体コノハウミウシや、ヘンテコスケルトン生物ウキヅノガイ等トラップならではのものとも色々遭遇出来ましたよ🐚
いやぁ、やっぱりダイビングは楽しいですねぇ✨
という訳で、とある初冬の一日の駿河湾・大瀬崎を舞台に『脳内DIVE実践編』でお送りした今回、そろそろイグジットです🌊
最後の挨拶はミホノハゴロモハゼから🐟

左手だけ思いっ切り上に挙げて、元気イッパイ振りながら、
「んじゃ、またねぇ、バイバーイ😊✋」
~HAMA~