アグレッシブなドリフトダイブを、スマートにフィニッシュするのだ!

先日のツアーでのワンシーン📷

ドリフトダイブの締めくくりは、浮上に備えてフロートを打ち上げれる作業
最後にして、最大の“ドリフト”らしいシーンですね❣

写真のダイバーは、ダイブマスターのNべくん🍲
エマージェンシーシグナルフロートの打ち上げ方 (1)
フロートを準備しながら打ち上げ体制に入っていきます

打ち上げ水深は8~10m、ドライスーツを使用する水域では、浅すぎる水深からの打ち上げは、フロートを打ち上げる前にダイバーが浮き上がってしまうことがあるので、深目からの打ち上げが安心です
エマージェンシーシグナルフロートの打ち上げ方 (2)

フロートを展開していきます。ここで大切なのは「ピーク・パフォーマンス・ボイヤンシー」、そう、究極の中性浮力です
エマージェンシーシグナルフロートの打ち上げ方 (3)
作業にとらわれて浮力コントロールを失い潜水墜落していくダイバーもいますが、これは🆖

開口部を広げ、給気の準備をします
エマージェンシーシグナルフロートの打ち上げ方 (4)
リールのロープなどが器材に絡まないように注意します

給気開始
エマージェンシーシグナルフロートの打ち上げ方 (5)

立ち上がるフロート、もちろん強いプラス浮力で体が引っ張られます
エマージェンシーシグナルフロートの打ち上げ方 (6)
体が持っていかれないように注意します。

レッコ!(放す)
エマージェンシーシグナルフロートの打ち上げ方 (7)
水面に打ち上がるフロート、リールからロープが一気に開放されます。器材等に絡まないように注意

フロートが立ち上がった状態を維持します
エマージェンシーシグナルフロートの打ち上げ方 (8)
ややマイナス浮力を維持し、肘を曲げてロープを張ります

船が迎えに来ました。安全停止を終えたら全員で浮上です
エマージェンシーシグナルフロートの打ち上げ方 (9)
フロートから離れた場所に浮上しないよう、チームでまとまって浮上しましょう!

まれに、フロートは見えるが少し離れている場所で安全停止を行い、その後、その場で浮上するダイバーさんがいますが、これは🆖!フロートのできるだけ近くに浮上しないと安全とは言えませんし、わかってない感がしてかなりカッコ悪いですwww

リールを巻いていきます
エマージェンシーシグナルフロートの打ち上げ方 (10)

浮上後、浮力の確保を終えてもフロートは原則立ち上がった状態を維持。
エマージェンシーシグナルフロートの打ち上げ方 (11)
船首の死角に入ってしまうこともあるので、船長へのアピールは継続します

さすがNべ君🍲、バッチリです
フロート係、お疲れさまでした~♫

【おまけ】
カレントブルーでは、ドリフトダイブに適したフロートの扱い方を学ぶスペシャルティコースも受講が可能です✋DSMB ディレイド・サーフェス・マーカーブイ・スペシャルティーコース
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フロート打ち上げは、ドリフトダイビングでの最大の見せ場😁カッコ良くキメて、アグレッシブなドリフトダイブをスマートにフィニッシュさせましょう❣

JUMPEI
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