
おはようございます、HAMAです😄
TOPの写真は西伊豆では普通種、東伊豆では激レアという点が実に興趣深いハゼ科の魚、ネジリンボウです🐟
番(ツガイ)で仲睦まじく二匹並んでホバリングする姿はいかにもハゼって感じですよね♂💛♀


第一背鰭の後縁がくっきりと黒で縁取られていると♀、それがないと♂です✋
成長した♂になると第一背鰭がTOPのもののように長く伸びるので遠目でも直ぐ判ります

同じネジリンボウ属でも、

このヒレナガネジリンボウはパッと見じゃ雌雄の見分けが付きません🐟
ハゼ科の魚を楽しむ時には秘訣があります✋

程良く潮が掛かっていると流れてくるプランクトンを食べる為に潮上に向かってホバリングしてくれるので、尾鰭までしっかり巣穴から出た鰭全開の姿で楽しむ事が出来ます✨
因みに、

人気種ヤシャハゼも同属で、ネジリンボウ属の魚です🐟
という訳で、本日の脳内DIVEは先週に引き続いて『ハゼ』🌊
今回は『砂地のハゼ』をテーマに潜ってみたいと思います✋
では、早速エントリー👎










砂地でハゼ科の魚を楽しむに当たって押さえておきたいのはやっぱり番シーン♀💛♂
・・・となると、


クロイトハゼ、アカハチハゼ🐟


オトメハゼ、ササハゼ🐟
等、クロイトハゼ属のハゼ達が要注目でしょう✋
二匹で並ぶ姿はとても愛らしいですね✨
コイツらはパッと見では雌雄の判別が出来ないタイプのハゼ達です

雌雄判別で言えば、し易いものでは、


第一背鰭が短いと♀、長くてキラキラ斑点があると♂のクサハゼ🐟


口がちっちゃいと♀、後ろまで裂けてると♂のシマカスリハゼ🐟
等の泥エリアを好むハゼ達がいます✋
オニハゼ属の、


オニハゼSP3も雌雄判別が付き易く、第一背鰭の形状が雌雄で全く違います🐟
♀は斑模様の入った丸っこい背鰭、♂は二棘がピンと長く伸びたデッカイ背鰭です✋
theオニハゼは雄の方が背鰭が長いと言えば若干長いですが、見分けは付きにくいです🐟
オニハゼ属同様砂地でテッポウエビと共生するダテハゼ属、

その番シーンとの遭遇となると、theダテハゼ以外は中々厳しいですね🐟


ミナミダテハゼ、ハチマキダテハゼ🐟


ダンダラダテハゼ、クビアカハゼ🐟
この辺のレアダテハゼも是非、❝番+テッポウエビ❞って感じで押さえてみたいですね🦐
番で遭遇し易いハゼと言えば、

このミジンベニハゼでしょう🐟
なので、折角なら卵保護のシーンもセットで遭遇したいところですね🥚
砂地と岩の際辺りでは、


クツワハゼ、ホシノハゼ等が求愛シーンや卵保護シーンをよく見せてくれます🐟


セホシサンカクハゼ、カタボシオオモンハゼ等も砂地に接した岩の下にちょこちょこっといます🐟
そういうシチュエーションでハゼ科の魚を見掛けた時には、その頭上の岩壁面を覗いてみましょう🔎
沢山の卵がそこに張り付いているかもしれませんよ✋
成魚と幼魚で遭遇シチュエーションが変わるものもいます



サビハゼ🐟


ニシキハゼ🐟
等は成魚は砂地で着底していますが、幼魚期のものは群れて遊泳生活を送っています✋

成魚になると石の下等でひっそりと暮らすドロメも、尾柄部の模様が印象的な幼魚期の内は遊泳生活を送っています🐟
では最後に、砂地やその周辺エリアで見られるハゼを幾つか紹介して締めましょう✋


イトヒキハゼ、ヒメオニハゼ🐟


ホシハゼ、ヒメホシハゼ🐟


ヒメハゼ、シュンカンハゼ🐟


ニシキオオメワラスボ、ベニツケサツキハゼ🐟
等々・・・。
❝沙魚❞・・・その名の通り、砂地やその周辺エリアは色んなハゼとの遭遇チャンスで溢れています

なのでどうせなら、「あ、○○○ハゼだ」で脳味噌の動きを止めてしまう事なく、番やその求愛シーン、共生エビとのツーショット、卵保護光景、ハゼ御自慢の美しい鰭の全開シーン等、その次の展開に注意を払いながら遭遇を楽しんで下さいね😉
それでは、『砂地のハゼ』をテーマにお送りした本日の脳内ダイブ🌊
この辺でイグジット👍
~HAMA~