
おはようございます、HAMAです😄
TOP写真はアワシマオトメウミウシの交接シーンです🐌
広い海の中この二匹がどうやって出会うのか、不思議じゃありませんか❔
ウミウシは自分と同種が歩いた後に残る粘液に含まれるフェロモンを察知し、それに惹かれ交接相手を見付けます✋
そこで問題になるのが、同種二匹が出会いはしたけれど♂同士とか♀同士で駄目って事にはならないのかって事なんですが、その心配はありません✋
それは何故か・・・
ウミウシという生き物が雌雄同体だからです

取り敢えず二匹が出会えればそれでOKという実に興趣深い生態の持ち主なんです✨
そうやって二匹の同種が海中世界で出会うんですが・・・
ただ二匹でいるところに遭遇すればそれで、
「あ!交接シーンだ💡」
と言えるものでもないんです✋


フウセンウミウシ&ユビノウハナガサウミウシの交接シーン🐌
TOPのアワシマオトメウミウシの方が触角のお蔭で前後ろが分り易いですが、いずれも自分の右側に相手を置く形でくっ付いています✋
生殖腺が前半身の右側に付いているからそうなるんですね💡
なので、この配置でなく二匹でいるところに遭遇しても、それは交接シーン遭遇とはなりません✋
まぁ、このハナオトメウミウシのように


こんだけ何匹も集まっての交接となると、もう何が何だか分かりませんが💦
という訳で、本日の脳内DIVEは前回に引き続いての『伊豆・房総で出会えたウミウシギャラリー(後編)』です🌊
では、早速エントリー👎










先ずは先述のアワシマオトメウミウシ、ハナオトメウミウシも含まれるタテジマウミウシ科から


オトメウミウシ、サメジマオトメウミウシ🐌


カキオトメウミウシ、ホソジマオトメウミウシ🐌


ハスエラオトメウミウシ、タテジマウミウシsp2🐌
同じく先述のユビノウハナガサウミウシが含まれるホクヨウウミウシ科からは、


シラヒメハナガサウミウシ、ニシドマリハナガサウミウシ🐌

東伊豆で遭遇率の高いムカデミノウミウシをはじめとしたミノウミウシ小目は、前回紹介したイロウミウシ科に次いで色んな種と遭遇出来るグループです🐌


アカエラミノウミウシ、イボヤギミノウミウシ🐌


ウララカミノウミウシ、ガーベラミノウミウシ🐌


サガミミノウミウシ、サキシマミノウミウシ🐌


サクラミノウミウシ、スナチゴミノウミウシ(ゴカイの卵の中で産卵します)🐌


スミゾメミノウミウシ、セスジミノウミウシ🐌


セトミノウミウシ、ツルガチゴミノウミウシ🐌


ハクセンミノウミウシsp3、ミチヨミノウミウシ🐌


ムラサキミノウミウシ、ルージュミノウミウシ🐌

テントウウミウシはフサフサが生えていてパッと見ミノウミウシの仲間に見えますが、チドリミドリガイ亜目という別グループです🐌


ミドリアマモウミウシ、クロモウミウシ等もフサフサがあるけれどミノウミウシじゃない奴らです🐌
チドリミドリガイ亜目はどれもにフサフサがある訳じゃなく、

遭遇頻度の高いこのコノハミドリガイをはじめ、


アズキウミウシ、クロミドリガイ🐌


ハナミドリガイ、ヒラミルミドリガイ🐌
等、背中がぱっくりと割れたみたいな奴らもここに含まれます✋
続いてイボウミウシ科、


コイボウミウシ、キイロイボウミウシ交接🐌


フリエリイボウミウシ、タテヒダイボウミウシ🐌
フジタウミウシ科、


ウデフリツノザヤウミウシ交接(生殖器で繋がっているところまで写っていますね)、ミズタマウミウシ🐌


フジタウミウシsp2、クチナシツノザヤウミウシ🐌
クロスジリュウグウウミウシ亜科、


リュウグウウミウシ、サガミリュウグウウミウシ🐌


クロスジリュウグウウミウシsp4、オオクチリュウグウウミウシ🐌
最後に、


砂地を這う姿をしばしば見掛けるド派手なカラスキセワタをはじめとしたカノコキセワタ科🐌


ヨコジマキセワタ、クリイロキセワタ🐌


ニシキツバメガイ、アカボシツバメガイ🐌
名前も知らず見掛けたものを撮り溜めただけでしたが、こうして見ると結構色々と遭遇していますね🎵
過去に伊豆・房総の海で遭遇したウミウシの写真を整理し、前回に引き続きギャラリースタイルでざっと並べてみた脳内ダイブ🌊
本日はこの辺でイグジット👍
~HAMA~