海中クイズ、興じましょ🎵

おはようございます、HAMAです😄
今日の脳内DIVEはちょっと趣向を変え、イントロダクション無しでいきなりエントリーして海中クイズ

では、早速エントリー👎










問①
今回のTOP、コレ何の写真でしょう❔
「分からない」「知らない」でない答が浮かんだ方の多くは・・・
「オヤビッチャの群れ」と思ったんじゃないですか❕❔
確かにオヤビッチャは写っています📷
ですが、問題の答としてはそれだと・・・
ブブーってなります😁
では、ここでヒント


オヤビッチャってこういう魚ですよね🐟
よ~く見てみてください🔎
写っているのはそれだけじゃないんです

このヒントを聞いた時点で、

「あ、分かった


中々鋭いです😁
コイツはロクセンスズメダイという魚で、オヤビッチャに似てはいますが、尾鰭の上葉と下葉に黒線が入るのが特徴です🐟
ですが・・・
それでもまだ正解には届きません✋
実はもう1種、別の魚が交ざっているんです

背部から腹部に向けて伸びる黒い縞模様の並びがこのグループのスズメダイの特徴ですが、よく見ると・・・
この縞模様の数がおでこ辺りにある胸鰭に届かず途中で切れている短めの線がある分、オヤビッチャ、ロクセンスズメダよりも一本多い奴、交ざっていませんか❕❔
おでこに黒いカチューシャをつけたオヤビッチャって感じのこの魚、

テンジクスズメダイといいます🐟
この3種の中では多分一番マイナーネームですが、意識して浅場のオヤビッチャ群を見ていれば、そこに交ざり込む姿を稀にながら目にする事が出来る死滅回遊魚です

では、ここで改めて・・・
問の答え合わせを一緒にしてみましょう✋


比較しやすいように問題と正解を並べて配置しました

薄ピンク:オヤビッチャ
黄色:ロクセンスズメダイ
青:テンジクスズメダイ
いかがです❕❔
全部同じに見えて実は3種類もの魚が混泳しているんです

そっくりさん達がこうも見事に交ざり合うなんて実に興趣深いですねぇ✨
問②

同じ要領でこの写真の魚達を仕分けてみてください✋
どうです❕❔
問①で得た知識をもってすればこれはもう容易いですね😁
正解は・・・


こうなります

数が少ない分、判り易いですね😁
では、このシリーズからの最終確認問題✋
問③

この群れはどうでしょう❔
問①問②はこのフレームの中で3種が既にクローズアップされているって事を考えると、混泳に気付いた人間の目線だからこその写真ですよね

海中世界での遭遇シーンは大概の場合、むしろこんな感じになると思います✋
❝沢山いる=しらみ潰しに全部なんて見ていられない❞
なので・・・
❝面の視界での違和感探し❞が基本となります

正解は・・・コチラ


オヤビッチャの群れの中にロクセンスズメダイが3匹混ざっています

「あぁ、オヤビッチャの群れかぁ」って思って素通りしちゃいそうですね💦
数が多ければ多い程、当然マジョリティの印象は強くなります✋
視覚情報を脳が解析するに際して、その印象が❝答は一つだ❞という決め付けを誘ってしまいます

これこそが❝気付く❞という行為の一番の妨害因子となります✋
一つ何らかの答を見出したからといって、❝気付いていない何かが他にもまだ潜み得る❞のに、その可能性に向ける意識をシャットアウトしてアンテナを畳んでしまうのは、ちょっと勿体ないですよね

❝何かの遭遇があったとしてもそれのみで完結して夢中になる事なく、まだ何かあるんじゃないかと尚アンテナを張り続ける❞
サプライズが舞い込むチャンスはその意識一つでグンと広がります🎵
では・・・
これを踏まえた上で、先日の大瀬崎ツアーにおける海中世界からも類した出題を二つ

問④

ここに写っているハナダイを全て仕分けてみてください✋
(各ハナダイにおいて、♀、♂も仕分けの対象とします)
問⑤

同様に仕分けてください✋
いかがです❕❔
さっきのオヤビッチャシリーズ程それぞれがそっくりって訳ではないので、見慣れてしまえば水中でも焦点を絞る事無く面の視界のままパッと仕分け判別出来るようになります👀
ですが始めの内は、
「あ

問④の正解


オレンジ●キンギョハナダイ♀
黄色●キンギョハナダイ♂
黄緑●アカオビハナダイ♀
薄緑●アカオビハナダイ♂
濃ピンク●ナガハナダイ♀
薄ピンク●ナガハナダイ♂
灰色●サクラダイ♀
赤色●サクラダイ♂
紫色●ケラマハナダイ♀
茶色●ケラマハナダイ♂
問⑤の正解


たったこれだけのフレームの中に、こんなに色んなハナダイが混泳しているとは、って感じですね👀💦
これを名前にまで繋げていくとなると、覚えるという作業を挿まなければならないので、結構ハードルが上がっちゃいますよね

一応クイズの正解として名前は記しましたが、実際は名前なんて然程重要な部分ではないので、遭遇を重ねる中で勝手に覚えていく分だけで充分です✋
大事なのは、
「あ、見慣れないのが交ざっている

「お、あれだけ何か様子が変だぞ


例えば、TOP写真の問①への答であれば、別にそれぞれの名前なんて挙がらなくても、
「あ、1種じゃなく3種いるじゃん

なんて答がポンと言えたら、100点の解答ですよね✋
目にしたものの中に潜む興趣深い違和感に気付き、それについてあれこれ考えてワクワクする

それってそう大層な事でもなく、陸上での普段の生活の中では皆さんきっとしょっちゅうしていますよね🎵
スキルと経験の充足により脳内の平静を保てる度数が増せば増す程、ストレスのない状態で脳が活動し思考出来るようになるので、❝違和感への気付き❞という面においても、水中も陸上もさして変わらないっていう風に必然的になっていきます✋
海中クイズを自分で自分に出題して水中脳を活性化❕
実はHAMA、頭の中でそんな事を考えながら、いつも楽しんでいるんですよねぇ😁

皆さんも機会があったら是非、海中クイズに興じてみてくださいね😉
では、本日の脳内DIVEはこの辺でイグジット👍
~HAMA~