
「これから上達していきたい!」
そんな思いをお持ちのビギナーダイバーさんに読んでいただきたい内容です、
『特級ビーチポイント大瀬崎』の魅力を、先日の大瀬崎潜り放題ツアーのオールマイティチーム(初級&まったり)が記録した138枚の画像を使って、オールマイティチームを担当したJUMPEIがオールマイティチームの目線で、勢いに乗せて語っていくシリーズ第三段(最終章)です❣
全開までの記事はコチラ⬇
【JUMPEI、特級ビーチポイント大瀬崎の魅力を語る PART①】
【JUMPEI、特級ビーチポイント大瀬崎の魅力を語る PART②ナイトダイブ編】
【JUMPEI、特級ビーチポイント大瀬崎の魅力を語る 番外編 アフターダイブの夜】
さて、朝起きたら、再び水分補給のスタートです❣
最低コップ1杯分の水分、補給しましたね✨
では、眠い目をこすりながら、6本目エントリーです❣
【ポイント名 一本松】
大瀬崎潜り放題の魅力の一つ、それは、
「早朝ダイブ」
誰も潜ってない、その日最初の海に潜る。
水中生物たちが目覚めたばかりの、海に潜る。
これが、どれだけ価値があることか、ここで初めて知る方も多いのでないでしょうか❓
0630 前浜集合
準備開始❣
セッティングを終え、台車に器材を積み、いざ外海一本松へGO

前浜と外海は、1年を通してAM7時からエントリーが可能です。
※岬の先端はAM9時から
前浜にするか、外海にするか、どちらにするかによって、スタートの時間が変わります。
2日目を迎える頃になると、オールマイティチームの皆さんも、全体的な段取りにかかる時間を自然と計算できるようになり、そこに個人差を加えて、自らの準備開始のタイミングを図れるようになります。
大瀬崎潜り放題ツアーを、脱ビギナーを目指す方にオススメしたい理由が、ここにもあります❣
「何時から準備開始」だった過去から、
「何時までには準備完了」へ

そう、合わせるのスタートではなく、
フィニッシュ。
フィニッシュに合わせられるようになると、慌てなくて良くなるので、自分のペースでスタートの時間を決め準備開始できます。
結果として、落ち着いて海中世界へエントリーできるのです

二日目の朝を迎えたオールマイティチームの皆さん、
段取り良くなったきた気が、しませんか❓
慌てなくなってきた気が、するでしょ❓
そういえば、疲れなくなってきてませんか❓
そうです、もう皆さんの「脱ビギナー」は、とっくに始まっているんです!!
気がついてないかもしれませんが😂
今日は風向き変わって北東の風。
北西向きの外海エリアは、北っけの風が絡むと場所によってはややサイドオンショア(横殴りのやや岸に上がる風)となり波が立ちます。
ややくびれた場所にある大川下は、北東の風が入れても岬の先端が風を防いでくれるので波が立ちづらいのですが、やや北向きに表を向けている一本松や門下は、やはり波が立ちますね!
柵下もサイドからになるので条件はほとんど変わりませんが、海面をチェックしてみると、潮の向きは昨日と変わらず岬に向かって入れていたので、一番岬よりの柵下からエントリーして、万が一ミスって潮に飛ばされてしまうと、風表に押し流されてしまい、エキジットや場合によっては救助が難しくなります。
というわけで、朝は安パイとって一本松をチョイス。
ちょっとした緊張の中でのエントリーは、未来に訪れるだろう、よりエキサイティングなダイビングへの布石となることでしょう!
ちょっと波はあるけど、大丈夫!昨日も経験した外海のエントリーテクニックを駆使して、自信をもってエントリーです

今回のエキスパートチームのゲストは、ツワモノ揃い。
高いスキルによって安全マージンを確保できているので、通常通りのダイビングで沖へ

僕たちオールマイティチームは、スキルアップも兼ね、ゴロタ下でのんびりウェイクアップダイブです


スマートに潜降完了❣
上っ面はバシャバシャなのに、水中は穏やかそのもの、まるで湖のよう。

朝ということもあり、目覚めの生物たちの、最初の生態活動を観察します!!
程よい強さの潮が入れてましたから、サンゴたちの捕食をウォッチング


ポリプを全開に広げ、流れてくるプランクトンをひっきりなしにキャッチしています

「さぁ、来い!!」とばかりに、
目一杯広げられたポリプ、水中世界では、食べること=生きること、だから、どんな生物も食べることに全力を尽くします。



もちろん、夜明けと共に活動を開始する子たちも、朝食の時間。
夜はいつも爆睡しているブダイは、夜明けとともに一気に活性をあげ、パクパクパク。

夏場は甲殻類を食しますが、この時期はもっぱら藻類。
岩にお生い茂った藻の仲間を、皆で集まってパクパクパクとやってます。
光合成を必要とする海藻の仲間は、光の届く浅場に多いので、朝一番のダイビングでは、ブダイが群れて朝ごはんを食べているシーンが見れるんです!!
起きている間は食べ続けてますが、ダイバーが多く入ると、やはりダイバーを避けるように各自散開しちゃうので、皆でおしゃべりしながら(?)楽しそうにお食事してるシーンを見れるのは、早朝だけなんですよ~

ダーレもいない水中世界は、もうホント最高!!
「海貸し切り!」
「最高だね!!」
誰もいないから、誰かと交差することもなく、思いっきり広々使って、飛びますよ!!

せっかくだから、ぷちドリフト体験

前半部分で潮に上りながらダイビングをスタートし、
後半一気に潮に乗せてドリフトダイビング気分を味わえちゃう~🎶
大瀬崎外海で、初めて「潮に乗る」経験をしたという方も、多いのではないでしょうか?
ちなみに、大瀬崎外海エリアは、関東東海では唯一と言って良いかもしれない、ビートドリフトダイビングが出来る場所でもあります!
ポイントは、沖へ向かって左側から、ゴミ捨て場、門下、一本松、大川下、柵下と、5つのポイントがあります。潮は、沖へ向かって右から左、左から右と、時と場合によって変化しますが、潮の向きよって上手側のポイントからエントリーすればいいだけです

JUMPEI個人的には、左から右が好きです

フィニッシュが柵下だと、風景もキレイ!!
ショートドロップに当てて幻想的な風景と深場のハナダイを楽しみ、やや潮に向かいながらエキジットというパターンは、とってもドラマチックです

潮が左から右へ入れてる場合は、門下側に潮波が立つことが多く、その際、柵下の向こうに岬から回り込むように潮目ができます。
※僕の経験上なので、参考程度にm(_ _)m
程よい潮が見えたら、「よし!ドリフトするか!」となるわけです

一本松や門下から始める場合が多いですが、一番上手のゴミ捨て場(玉崎)からロングでドリフトすることも!
※ただ、台車を歩いて取りに帰らないといけないので、ほとんど一本松ですが・・・
もちろん、ビーチダイビングであることを忘れてはいけません。
万が一エキジットポイントをスルーしてしまうと、誰のサポートも受けることが出来ないのです!
ここで初めて、
「絶対に負けられない戦いがある」
そんな緊張感でのダイビングを経験するかもしれません😂
ノーミス前提のダイビングです。
ビーチドリフトの場合、限界の範囲内でダイビングを行います。
どーゆーことかというと、ビーチドリフトをするということ以外の、新しいチャレンジをしないということです!失敗するかもしれないスキルにチャレンジしてみたり、なれない水中撮影をしようとしてみたりなどなど。
これまで身に着けたスキルをフルに生かしてダイビングをします

「絶対に負けられない戦いがある」
ワオWoW カッコイイぜ

無事ダイビングを終えた後の達成感は、ひとしおですよ

ドリフトダイバーSPも開催できちゃうから、やっぱりスゴイ!!
話は戻って、
ぷちドリフト体験をしながら、海中生物たちに朝の挨拶をして、楽しくフィニッシュ!!







お疲れ様でした

お二人共、やっと目が覚めたかな(笑)
朝食を済ませ、お腹を休めたら、7本目スタートです❣
【ポイント名 前浜】
さぁ、このダイブトリップで、4回目の前浜ダイブ。

なんだか、すっかりホーム感を感じませんか?

ここまで来ると、前浜には、自宅の近所の公園のような安心感を覚えるはずです!
ここは楽しみの場でもあり、練習の場でもあり、故郷でもあります。
そして、忘れてはいけないのは、大瀬崎全ポイントの中で間違いなく最も多くの生物が見られる場所であるということです!
岬の先端じゃないの?
外海なじゃないの?
答えはNO
ここで発見され、名前を与えられた生物の数は、他のポイントの比ではありません。比べ物に、ならないんですよ!なので、大瀬崎といえば、本家本元はこの前浜、ここに大瀬崎のフィッシュウォッチングという点での魅力の大半が詰まっていると言っても過言ではありません

なれてきた海だから、インストラクターの見える範囲で、自由行動なんてダイビングも!!
お魚はインストラクターに探してもらうもの???
ノンノン、ちゃうちゃう、
探してもらうより、探すほうが断然楽しいし、
自分で見つけて、自分で観察するほうが、100倍楽しい

だから、ナチュラリストSPなんかは、最高に楽しい!!
僕は前もって打ち合わせたコースを、ゆっくりと、ゆっくりとトレースするだけ。
皆それぞれ、探して見つけて楽しむ!!


昨日見たツノカサゴにも、今度は地図を使って場所を前もってみんなで確認し、アプローチ。

「そろそろツノカサゴだな」とわかるから、
思った通りの場所にいたら、やっぱり嬉しいですよね

もうすっかり、脱ビギナーな楽しみ方に踏み込んでます

ここでも一回、ホームへ❣8本目にエントリーです!
【ポイント名 前浜】
生物の宝庫でもある大瀬崎前浜ですが、すでに御存知の通り、ここでダイビングデビューする人も多い、ダイバー誕生の聖地だったりもします。様々なレベルのダイバーが、NEXTステップチャレンジする場所でもあります🙌
Nーさんに機会を頂いて、KAZU君もちょっとしたチャレンジをさせていただきました


N-さんと一緒に、ゴロタを飛び出し、GO!!!

大瀬崎正面から左回りですね!!

ボートと犬のお面経由で「P」まで、

エナガカエルアンコウではと噂のカエルアンコウを探しに出かけます

N-さんは、もうすっかり水中で自由に飛び回ることが出来るようになりましたね✨

昨日から数えて8本目、毎回テーマを決め、気になったところをすぐにNEXTダイブで修正できる、これはとっても価値のあることなんですよ

途中やや修正が入りましたが、無事エナガカエルアンコウ(かも)と言われる個体まで到着!

さて、この子がエナガカエルアンコウ・・・なのかは、色々意見があるようですが、

この写真見たHAMAちゃんが、流石の見解を示してくれました!!
どんな見解???
それは、HAMAちゃんに聞いてみてくださいね🎶
ゆっくりとスロープを駆け上がり、ゴロタ下まで、

ゴロタ下の海藻の森を眼下に見ながら、安全停止を兼ねながらの帰路につきます。


ゴロタを駆け上がっても、水面直下を安定して移動できるようになりましたね!!

さぁ、いよいよ次はこのダイブトリップ最後のダイブです

【ポイント名 岬の先端】
ラストはやっぱりここからストーンと❣

青色と橙色の交差点を潜って、心の中に美しい色彩を焼き付けて、気持ちよく帰りましょう~

もちろん、ラストダイブなので水深はググーッと浅く、岬ですが15~18m限定です😄
ラストダイブは、何も考えずに、ゆったりと、気持ちよく潜るのみ❣

















総本数9ダイブ、
各ダイブテーマを持ち、確実にスキルアップ✨
技術だけじゃなく、マナーや、インターバルの過ごし方、段取りだって良くなるし、やっぱり、本当に大瀬崎の潜り放題ツアーは、脱ビギナーしたい方にも、とってもオススメしたいツアーです

ベテランの皆さんはエキスパートチームにチャレンジして、大瀬崎の海を思いっきり深堀りしてみてください


そして、脱ビギナーを目指したいよーって方、オールマイティチームに参加して、無理せず慌てずでも確実に上達して帰りましょう


次回の大瀬崎潜り放題ツアーは、
4月29日(木祝)~30日(金)です!!
現在エキスパートチームのみ出発決定していますが、リクエストをいただければオールマイティチームも出発可能です(3月9日現在)他のツアーやスクールが入ってしまうとオールマイティチームの出発が難しくなってしまいますので、もしご興味ある方はお気軽にお問い合わせくださいね~~!
ちなみにオールマイティチームには、
「まったり潜りたいのだよ❤」という、
ベテランダイバーさんの参加も大歓迎です

というわけで、
最後までお付き合いいただいた皆様(多分完読した方はゼロだと思うけど笑)、
ありがとうございました❣
そして最後になりましたが、オールマイティチームのNーさん&KAZUくん、お疲れ様でした!!!
楽しい時間をありがとございました✨

それでは、HAMAのエキスパートチームの報告をお楽しみに




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